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4月米非農業部門雇用者数は11カ月ぶり大幅増、民間部門が押し上げ

 [ワシントン 6日 ロイター] 米労働省が6日発表した4月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数は前月比24万4000人増加し、予想の18万6000人増を上回った。民間部門の雇用者増に押し上げられ、11カ月ぶりの大幅増となった。

 5月6日、米労働省が発表した4月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数は予想を上回る24万4000人増となった。民間部門に押し上げられ、11カ月ぶりの大幅増。写真は3月3日、ニューヨークで(2011年 ロイター/Lucas Jackson)

 民間部門の雇用者数は主に小売業の増加が寄与し26万8000人増となり、2006年2月以来の大幅増となった。

 ウェルズ・ファーゴ・アドバイーズの首席マクロストラテジスト、ゲアリー・セイヤー氏は「持続可能な雇用の伸びが確認できる段階に近づいている。持続可能な雇用の伸びは支出につながる所得を生み出し、さらなる雇用拡大が期待できる」と評価。ただ「失業者はまだ多く、足かせとなっている」との懸念も示した。

 2月と3月の非農業部門雇用者数は修正され、この2カ月間の雇用者数は前回発表からさらに4万6000人増加した。雇用は7カ月連続で拡大したものの、米国が抱える1370万人の失業者の解消に勢いは足らないとの見方が強い。

 失業率は9.0%となり、2年ぶり低水準となった前月の8.8%から上昇した。失業率は、雇用減と労働力の若干の増加が示された家計に関する別の調査に基づいている。 

 マーケットフィールド・アセット・マネジメントのマイケル・シャウル会長は「雇用回復の順調な進ちょくが裏付けられたと考えている。雇用は力強く回復しており、2011年を通してこの勢いは継続するとみている」と述べた。

 今回の統計の中身を見ると、2万4000人減少した政府部門以外はおおむね良好だった。

 民間部門の雇用者数を大きく押し上げたのは、22万4000人増となったサービス部門。特に小売業の5万7100人増、レジャー・接客業の4万6000人増が貢献した。

 財生産部門は4万4000人増。このうち建設業は5000人増、製造業は2万9000人増となった。

 平均週間労働時間は34.3時間と3カ月連続で横ばい。時間当たり賃金の増加は3セントにとどまり、賃金増加の兆候は出ていないことが確認された。

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