[東京 26日 ロイター] 日立製作所6501.Tは26日、中国の火力発電設備関連機器の生産工場を増強すると発表した。投資額は約70億円で中国、インド、アセアン諸国での受注拡大を狙う。
2016年に現地生産会社の売上高を現状の2倍の80億円、18年には120億円に引き上げを図るとしている。
遼寧省大連市にある工場を、同市が開発を進めている工業地区に今年7月から移転開始し、品目の拡大や生産効率向上に向けた設備投資を行い能力を増強する。移転完了は16年の予定。従来から生産してきた火力設備関連機器の鋳造品などのほかガスタービンの部品生産や組み立てなどを行う。