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債務上限解決でも、米国格下げの可能性が著しく高まった=S&P

 7月14日、S&P幹部は、米議会が月内に債務上限の引き上げについて合意しても、米国が今後3カ月以内に「AAA」の格付けを失うリスクが著しく高まっている、との認識を示した。ニューヨークで2009年3月撮影(2011年 ロイター/Lucas Jackson)

 [ニューヨーク 14日 ロイター] 格付け機関スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)のソブリン格付け委員長を務めるジョン・チェンバース氏は14日、米議会が月内に債務上限の引き上げについて合意したとしても、米国が今後3カ月以内に「AAA」の格付けを失うリスクが著しく高まっている、との認識を示した。ロイターとのインタビューで語った。

 同氏は、米国の長期的な債務問題に取り組むため、ホワイトハウスと議会は信頼に値する財政政策について合意に達するべき時期だとして、「小さな合意が成立したとしても、格下げにつながる可能性がある」と述べた。

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