for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

情報BOX:米債務上限問題、8月2日までに予想される議会の動き

 [25日 ロイター] 米国債の債務不履行(デフォルト)を回避するには、議会は8月2日までに14兆3000億ドルの連邦債務上限を引き上げる必要がある。オバマ大統領と民主・共和党の議会指導部は何カ月も交渉を行ってきたが、合意できなかった。

 現在は与野党がぞれぞれ独自案を検討中。以下、8月2日までに予想される動きをまとめた。

 25日(月)

 リード上院院内総務は民主党案の詳細を説明した。10年間で2兆7000億ドルの歳出を削減し、債務上限も同額引き上げる。2012年いっぱいの資金が確保できる。増税は盛り込まず一定の譲歩をした。

 ベイナー下院議長は共和党案を準備。2段階での連邦債務上限引き上げ・財政赤字削減を提唱しており、まず、債務上限を9000億ドル引き上げ、歳出を1兆ドル程度削減する。来年初頭にも再び、債務上限引き上げの採決が必要となり、この際、税制改革や、高齢者・低所得者向け給付プログラムの削減で、財政赤字削減を上積みすることを目指す。

 27日(水)

 共和党が過半数を占める下院は、ベイナー議長の提案の採決に踏み切る可能性がある。採決はおそらく夜遅い時間の実施になるとみられる。

 28日(木)

 民主党が過半数を占める上院は、リード院内総務案の議論を制限する採決を行ったうえで、週内の残りの時間、審議を続ける可能性がある。

 31日(日)

 民主党案の審議は時間切れとなり、上院は採決を行う可能性がある。

 8月2日(火)まで

 上下両院が法案を可決すれば、オバマ大統領と議会指導部は、法案の一本化作業に取り組むことになる。法案の一本化に成功し、その最終案が両院で可決されれば、大統領に送付、大統領の署名の上、成立する。

 <上限引き上げに失敗なら>

 議会が必要な法案を可決できない場合には、オバマ大統領が執行権を行使して、財務省の借り入れ継続を可能にする、という選択肢もある。 

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up