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米ヘッジファンドがバンカメ株売却、ソロス氏は金売却継続

 [ニューヨーク 15日 ロイター] 一部の米ヘッジファンドが、第2・四半期に銀行大手バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)BAC.Nの株式を売却していたことが、米証券取引委員会(SEC)への申請書類で明らかになった。

 8月15日、一部の米ヘッジファンドが、第2・四半期に銀行大手バンク・オブ・アメリカの株式を売却していたことが明らかに。ニューヨークの同行支店で3月撮影(2011年 ロイター/Lucas Jackson)

 著名ヘッジファンドを運用するジョン・ポールソン、ディナカール・シン、デビッド・テッパー各氏は、同行株下落に先立ち、第2・四半期に大量のバンカメ株を売却。

 ポールソン氏はバンカメの保有株を約半分に減らしたが、投資家筋によると、同氏の旗艦ファンドは8月第1週時点で年初来の運用成績がマイナス30%まで落ち込んでいる。

 <金>

 ポールソン氏は金への投資は継続。同氏が大量に保有する金連動型ETF(上場投資信託)「SPDRゴールド・トラスト」は、第2・四半期も保有高にほとんど変化はなかった。

 第1・四半期に8億ドル相当の金を売却した著名投資家のジョージ・ソロス氏は、第2・四半期にSPDRゴールド・トラストの保有高を13%減らし、600万ドル強とした。  

 <金融株>

 TPGアクソン・マネジメントのディナカール・シン氏は、バンカメ株、JPモルガン・チェースJPM.N株を売却。

 デビッド・テッパー氏が運用するアパルーサ・マネジメントも、保有するバンカメ株を約半分に減らし1000万株としたほか、シティグループC.N株も圧縮した。

 <ハイテク株> 

 ジャナ・パートナーズは、アップルAAPL.O株を買い増し、また、新たにグーグルGOOG.O株を12万7894株取得した。

 コートゥー・マネジメントは、グーグル株を58万3180株から46万7918株に減らした。

 デビッド・アインホーン氏が運用するグリーンライト・キャピタルは、マイクロソフトMSFT.O株を63%増やし、1480万株とした。アインホーン氏は、マイクロソフトのスティーブ・バルマー最高経営責任者(CEO)の退任を求めている。

 <バフェット氏> 

 著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハザウェーBRKa.Nは、引き続きコカコーラKO.N、クラフトKFT.Nなどの株式を大量に保有しているが、クラフト株の保有高は5%強圧縮した。

 バークシャーは、小売りのダラー・ジェネラルDG.N、金融調査のベリスク・アナリティクスVRSK.Oの株式も新たに取得した。

 <その他> 

 ジャナは、スタンダード&プアーズ(S&P)を保有する米出版社マグロウヒルMHP.Nの保有株を2倍以上に増やした。マグロウヒルの分割を視野に入れている可能性がある。

 セス・クラマン氏が運用するバウポスト・グループは、盗聴事件に揺れるメディア大手ニューズ・コーポレーションNWSA.Oの株式を引き続き大量に保有している。保有高は約1900万株。

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