[ヘルシンキ 7日 ロイター] フィンランドのカタイネン首相は7日、欧州連合(EU)内部に非公式なグループが存在し、公正さと民主主義を脅かしていると批判した。
同首相はスピーチの中で、ユーロ圏はあまりに長期にわたりルールを破ってきたとして、救済は「極端な例外」であるべきだと主張。欧州における現在の政策決定システムを激しく批判した。
同首相は「ユーロ圏の問題は過剰な債務を抱えていることだ。もう一つの問題は、自分たちのルールをあまりに長い間にわたって破り続け、少なくとも柔軟に解釈してきたことだ。われわれの意思決定システムが信頼されていないのはそのためだ」と述べた。