[シンガポール 22日 ロイター] アジア各国の株式市場は、米国市場の下落に追随して軒並み軟調となっている。米連邦準備理事会(FRB)が「経済見通しに大きな下方リスク」との認識を示したことで、資産逃避が進んでいる。
MSCIアジア太平洋(日本除く)指数は3%以上下落し1年2カ月ぶり安値となっている。ソウルや香港株式市場も3%以上下落している。上海市場は1%弱の下落。シンガポール市場は1.6%安となっている。
米ドルが上昇、資源国通貨の豪ドルは下落している。
景気見通しに反応して原油や銅も下落している。北海ブレント先物は1.2%安の109ドル、米原油先物は1.3%安の84.84ドル。LME銅が3%以上下落し8050ドル/トンと11月以来の安値となっている。