[ワシントン 22日 ロイター] 米財務省のガイトナー長官は、中国は米国企業から知的財産権を盗用する数十年来の制度を維持しているとの見解を示した。米当局の間で中国の政策に不満が高まっていることを示した。
長官はフォーラムで「中国は米国企業から知的財産権を制度的に盗むことを可能にしており、財産権の保護に向け積極的に動いていない」と指摘。
その上で「わが国で売りたければ国内で生産しなさい。そして生産したければ技術を移転する必要がある、との数十年前に始めた戦略を中国は引き続き積極的に採用している」と述べた。