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英HSBC、損害保険部門の売却で日本の3メガ損保に打診

 [東京 6日 ロイター] 英HSBCHSBA.Lが傘下の損害保険部門の売却について、東京海上ホールディングス8766.Tなど日本の主要3損保に打診している。複数の関係筋が6日、明らかにした。日本の3損保は、事業の実態や価格の面から慎重に検討を進める構えだ。第1次入札は10月半ばの見通しとなっている。

 欧州債務危機による経済の先行き不透明感の高まりや、金融規制強化の流れを受け、欧州の金融機関は非中核事業の売却に動いている。一方、日本勢は、人口減少などで国内市場が頭打ちになると見越して、M&A(合併・買収)を通じた海外展開の拡大を急いでいる。

 HSBCが売却を打診したのは、東京海上のほか、MS&ADインシュアランスグループホールディングス8725.T、NKSJホールディングス8630.T。日本勢以外では、独アリアンツALVG.DEや仏アクサAXAF.PAなどにも打診しているもよう。

 HSBCの損保事業の売却価格は、約10億ドル(約760億円)になるとみられる。HSBCは英仏、香港およびシンガポールで損保事業を展開しており、関係筋によれば、香港とシンガポールだけで年間4億ドル程度の保険料を稼ぎ出している。

 HSBCは5月、総額35億ドルのコスト削減策の一環として、非中核資産を売却する方針を表明。損保部門の売却に関する情報を買い手候補に伝えたことが明らかになっていた。

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