for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

MBKが弥生売却へ、KKRなどが応札準備

 [東京 7日 ロイター] プライベートエクイティ(PE)グループのMBKが、ソフトウェア販売の弥生(東京都千代田区)の売却プロセスに入り、米コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)KKR.N、オリンパスキャピタル、アドバンテッジパートナーズ(東京都港区)などが応札の準備をしていることが明らかになった。複数の関係筋がロイターに述べた。 

 売却が成立すれば、PEファンドが関与するM&A案件として今年最大のカーライル [CYL.UL]によるツバキ・ナカシマ(奈良県)の買収を上回る可能性がある。

 MBKは2007年に710億円で弥生を買収。今回の売却価格については、750億円程度と見込んでいるもようだ。ただ、仮に売却価格が750億円を下回っても、円高の進行によりある程度の利益を確保できるとみられている。一次入札の締め切りは10月10日。

 MBKは案件のアドバイザーにモルガン・スタンレーMS.N を起用し、今年末までに売却を完了させる予定だ。

 会計ソフト会社のM&Aをめぐっては、オーストラリアで今年8月、会計ソフトのMYOBをベインキャピタルが買収した。MYOBの売却プロセスでは英会計ソフトのセージ・グループSGE.Lも応札するなど事業会社が関心を示していた経緯があり、関係筋によると、今回の弥生に対してもファンド以外に事業者の応札が予想されているという。

 オリンパスはアジア投資を専門とするファンド。同社とKKRの広報担当者はコメントを差し控えた。アドバンテッジ、MBKの担当者からはコメントは得られなかった。

(ロイターニュース 藤田 淳子、Stephen Aldred、佐藤 和香子)

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up