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主要70行が必要な追加資本は1060億ユーロ=欧州銀行監督機構

 10月26日、欧州銀行監督機構は、欧州の銀行が9%の中核的自己資本(Tier1)基準を満たすために必要な追加資本規模は、1060億ユーロとの試算を明らかにした。ブリュッセルで撮影(2011年 ロイター/Thierry Roge)

 [ロンドン 26日 ロイター] 欧州銀行監督機構(EBA)は26日、欧州の銀行が9%の中核的自己資本(Tier1)基準を満たすために必要な追加資本規模は、1060億ユーロとの試算を明らかにした。

 ユーロ圏首脳は26日、欧州銀行の資本増強を決定。狭義の中核的自己資本の比率を9%と定め、域内の銀行に2012年6月までを期限に増資を求めた。

 EBAによると、国別の必要な追加資本は、ギリシャの銀行が300億ユーロ、スペインの銀行が260億ユーロ、イタリアの銀行が148億ユーロ、フランスの銀行が88億ユーロ、ドイツの銀行が52億ユーロ。ギリシャの銀行の追加資本は既存の支援プログラムでカバーされるという。

 EBAによると、求められる資本は「非常に高い質」だが、転換性の高い資本も受け入れられる。 

 EBAは声明で「銀行が妥当な条件で調達できるよう適切な支援」に向けた公的保証スキームを導入するとし、欧州委員会、欧州中央銀行、欧州投資銀行(EIB)に協力を要請していることを明らかにした。その上で「レバレッジ解消による悪循環と、実体経済に影響する信用ひっ迫を避ける」姿勢を示した。

 EBAの試算は70行が対象。試算額は暫定的なもので、11月に詳細を公表する。最終的な不足額は個別各行による公表を求める。その上で各行は期限までの資本不足解消計画を、年末までに監督当局に提出する。2012年10月までに普通株に転換できない証券は算入できない。

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