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ウエストLBが日本撤退へ、東京支店閉鎖に向け清算業務開始

 [東京 10日 ロイター] ドイツの州立銀行ウエストLB[WDLG.UL]は10日までに、ウエストLB銀行東京支店とウエストLB証券東京支店を閉鎖するための清算業務を開始した。広報担当者が明らかにした。

 閉鎖の時期は、銀行が2009年夏頃で、証券が09年初頭になる見通し。本国でサブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン)関連の損失が拡大した結果、世界的なリストラに着手しており、日本からの事業撤退はその一環となる。

 銀行と証券の東京支店は現在、顧客との取引の譲渡や取引の期限前解約などの作業に入っている。今後、金融庁に対しても閉鎖に向けた手続きを開始する。証券の東京支店に約30人、銀行の東京支店には約50人の従業員がいるが、現地採用の従業員は整理解雇となる見通し。

 ウエストLBは6月の08年第1・四半期決算発表時に、銀行の東京支店のほか、北京、ソウル、ブエノスアイレスなどの支店閉鎖を発表している。

 ウエストLBは1977年に東京に進出。ドイツの州立銀行として日本で業務展開する唯一の銀行だった。銀行部門は航空機などを対象にしたストラクチャードファイナンスの業務を得意としていた。証券部門は本国で組成した仕組み債などを販売していた。

 銀行業務と証券業務からは撤退するが、昨年6月に設立した不動産ファイナンス会社は業務を継続する。

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