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7月全国消費者物価は前年比+2.4%、予想上回る上昇

 8月29日、7月の全国消費者物価は前年比プラス2.4%と予想上回る上昇。都内で2006年撮影(2008年 ロイター/Toshiyuki Aizawa)

 [東京 29日 ロイター] 総務省が29日に発表した7月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く総合、コアCPI、2005年=100.0)は前年比2.4%上昇の102.4となった。ロイターがまとめた民間調査機関の予測中央値は前年比プラス2.3%で、発表された数字は予測を上回った。

 前年比伸び率としては、1997年10月(2.4%上昇)以来の高い伸びとなる。食料、光熱費、ガソリンなどが上昇率を押し上げた。総合指数は前年比2.3%上昇した。食料(酒類を除く)およびエネルギーを除く総合指数は前年比0.2%上昇だった。

 一方、8月の東京都区部消費者物価指数(生鮮食品を除く総合、コアCPI、2005年=100.0)は前年比1.5%上昇の101.6となった。7月は前年比1.6%上昇だった。ロイターがまとめた民間調査機関の予測中央値は前年比プラス1.7%で、発表された数字は予測を下回った。総合指数は前年比1.3%の上昇だった。食料(酒類を除く)およびエネルギーを除く総合指数は前年比0.2%の上昇だった。

 発表を受けて金融市場からは「CPIの2%台はそれなりのインパクトがあるが、原油市場が下落基調にあり、CPIは7─9月をピークに鈍化方向にある。マーケットのテーマがインフレから欧米金融不安・景気後退に移行しているため、円債の反応が限られるのではないか。8月東京都区部CPIは市場予想を下回ったが、最終段階で消費が低迷し、原材料高を価格転嫁できなかった影響があるのではないか。」 (大和証券SMBC・チーフマーケットアナリスト 野村真司氏)との見方が出ている。

 (ロイター日本語ニュース 中川泉記者)

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