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マツダが通期営業益を900億円に下方修正、欧州除き販売低迷

 [東京 30日 ロイター] マツダ7261.Tは30日、2009年3月期の連結営業利益を従来予想の1150億円から前年比44.5%減の900億円に下方修正した。欧州を除くすべての市場で販売計画を引き下げたことや、原材料高が影響する。

 ロイターエスティメーツによる主要アナリスト12人の予測平均値1184億円を24%下回った。

 通期の自動車販売計画は、期初の148万台から140万5000台に引き下げた。下げ幅が最も大きいのは中国で、18万台を13万台に変更した。一方、欧州ではドイツなど西欧諸国の不振をロシアの好調さでカバーし、36万台から37万台に上方修正した。マツダは販売計画の見直しに伴い、国内工場で下半期から7万3000台の減産を実施する。

 原材料コストも想定以上に上昇し、期初見込みよりも90億円営業利益を圧迫する。為替変動の影響では、ほぼ為替予約を済ませており、影響は軽微だという。

 同日発表した08年4―9月期の連結営業利益は、前年比16.8%減の607億円だった。通期予想に対する進ちょく率は67.4%。ロイターエスティメーツによる主要アナリスト4人の予測平均値608億円と同水準だった。

 会見した井巻久一社長は、資本提携先のフォード・モーターF.Nがマツダ株の売却を検討していることについて「当社から発表したものではなく、開示すべき具体的な決定事項はない」と従来の見解を繰り返した。

 また、ゼネラル・モーターズ(GM)GM.Nとクライスラーの合併交渉が進むなど、米自動車メーカーの再編機運が高まっているが「フォードとの関係は複雑に入り組んでおり、(何があっても)関係に変わりはない」と語った。

 (ロイターニュース 久保 信博)

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