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ダウ平均続伸、破産法申請受けたGMめぐる不透明性低下で

 [ニューヨーク 1日 ロイター] 米株式相場は続伸。堅調な経済指標を受けて需要安定化への期待が高まった。また、ゼネラル・モーターズ(GM)GM.Nが長らく予想された通り破産法適用を申請し、同社の今後をめぐる不透明性が低下した。

 6月1日、米国株式市場でダウ平均が続伸、破産法申請受けたGMめぐる不透明性低下で。写真はニューヨーク証券取引所。4月撮影(2009年 ロイター/Lucas Jackson)

 ダウ工業株30種は221.11ドル(2.60%)高の8721.44ドル。

 ナスダック総合指数は54.35ポイント(3.06%)高の1828.68。

 S&P総合500種は23.73ポイント(2.58%)高の942.87。

 米供給管理協会(ISM)が1日発表した5月の製造業部門景気指数は42.8と前月の40.1から改善し、2008年9月以来の高水準をつけた。市場予想の42.0も上回った。景気を見極めるうえでの分岐点となる50を依然下回っているものの、深刻な経済低迷の緩和を示唆する内容となった。

 中国の製造業が安定化しつつある兆しが示されたことも、新興国市場の商品需要が世界経済の回復をけん引するとの見方から支援材料になった。

 アラン・B・ランツ&アソシエーツのプレジデント、アラン・ランツ氏は、経済安定化の兆しに言及し「グリーン・シューツ(若芽)が出てきた可能性がある。一番のニュースは中国の指標の改善だろう」と述べた。

 この日は幅広い銘柄に買いが入った。S&Pは2008年11月以来の高値で引けた。ダウは09年1月以来の高値、ナスダックは08年10月以来の高値で終了した。またS&Pの終値は07年12月以降初めて200日移動平均を上回った。

 大型製造株が大きく上昇した。航空機大手ボーイングBA.Nは6.4%急伸。総合電機大手ユナイテッド・テクノロジーズUTX.Nは5.1%高。

 エネルギー株も上昇。石油大手シェブロンCVX.Nは約4%高、エクソンモービルXOM.Nは3.5%高となった。

 その他の天然資源株も買われ、アルコアAA.Nは6.6%、フリーポート・マクモランFCX.Nは6.8%それぞれ値を上げた。

 自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)GM.Nは1日、予想されていた通り、連邦破産法11条の適用を申請した。これを受け、同社の先行き不透明感が一部払しょくされた。

 ダウ・ジョーンズ・インデクシズは1日、ダウ工業株30種の構成銘柄について、GMを除外し、ネットワーク機器大手シスコシステムズCSCO.Oを採用する方針を明らかにした。同社はまた、金融大手シティグループC.Nを除外し、損害保険大手トラベラーズTRV.Nを採用する計画。

 シスコは5.4%高となり、ナスダックの上げを主導した。トラベラーズは3.1%上昇。

 GMは前営業日比変わらずの0.75ドルで終了。シティグループは0.8%下落した。

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