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デフレのもとでインフレターゲットは取るべきでない=民主・峰崎氏

 6月11日、民主党の峰崎直樹・参議院議員は「デフレのもとでインフレターゲットはやめたほうがよい」と述べた。写真は日銀本店。1月撮影(2009年 ロイター/Yuriko Nakao)

 [東京 11日 ロイター] 民主党の峰崎直樹・参議院議員は11日、ロイターのインタビューで、金融政策のあり方について「デフレのもとでインフレターゲットはやめたほうがよい」と述べた。

 「現在の日銀の金融政策は財政政策の僕(しもべ)になっている」とも述べ、いずれ金融を正常化させていく段階では金利水準も正常化させなければならないとの認識を示した。

 日銀がとっている現在の金融政策について峰崎氏は「低金利政策を維持して、いわゆる財政政策の尻拭い的なことをやらされているのではないか」と指摘。「デフレが深刻になってきている予兆はあるが、本当に金融を正常化させていくときには金利はもっと上げていかなければならない」と述べた。

 低金利政策によって、市場から退場してもおかしくない企業まで存続を許し、産業全体を弱体化させているのではないかとの問題意識があるためで、いずれ「金利は正常な金利にもっていかなければならない」と述べた。

 為替政策についても同様に「円高は悪、円安に頼る国」との輸出依存の従来型の発想を改め、「円高に応じて新しい産業構造に変わっていく」ことを模索すべきだとした。「速水優元日銀総裁は『強い円は国益』と述べていたがそういう風に思っていたほうが良い」と述べ、円高でも耐えうる産業構造に転換していくことが重要との認識を示した。ただ、どの程度が円高で、どの程度が円安とみるかなど具体的な水準には言及していない。

 峰崎氏は2000年以降、民主党「次の内閣」で財務相や経済財政担当相を歴任し、自らを「財政再建」派と称する経済政策通。現在は税制調査会会長代行を務める。

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