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中国の外貨準備、インフレ招きかねない「重荷」=李克強首相

 5月11日、中国の李克強首相は、増大を続ける同国の外貨準備は長期的にインフレを促す要因になりかねず、悩みの種になっているとの認識を示した。ナイロビで撮影(2014年 ロイター/Thomas Mukoya)

[北京 11日 ロイター] - 中国の李克強首相は、増大を続ける同国の外貨準備は長期的にインフレを促す要因になりかねず、悩みの種になっているとの認識を示した。香港のテレビ局「鳳凰衛視」傘下のフェニックス・ニューメディア(鳳凰新媒体)が11日、ケニアを訪れている首相の発言として伝えた。

中国の外貨準備額は世界最大で、今年第1・四半期には1300億ドル増えて過去最大の3兆9500億ドルに達した。

これについて李首相は「率直に言って、外貨準備はわれわれにとって重荷になっている。なぜならこうした準備金はベースマネーへと転じ、インフレに影響を及ぼす恐れがあるからだ」と語った。

さらに「中国の視点では、全体的な貿易が不均衡であるならば、マクロ経済の管理は相当大きな重圧を受けかねない」と述べ、ケニアを含め対外貿易黒字削減に取り組む意向を表明した。

中国人民銀行(中央銀行)が介入を通じて購入した膨大な外貨は、人民銀が金融調節で資金吸収に動かないとベースマネーとなって物価を押し上げることになる。

中国の物価上昇率は、景気減速に伴ってここ数カ月は落ち着いているものの、政府が電気・ガスや資源の価格統制を緩めていることから、長期的な上昇圧力が存在すると指摘されている。

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