[東京 1日 ロイター] - 大手百貨店4社が1日発表した6月の売上高速報は、消費税率引き上げ前の駆け込み需要の反動減が続き、3カ月連続の減少となった。前年に比べて土曜日が1日少なかったことや、首都圏で雨が多かったことなどから、2社は5月に比べて減少幅が拡大した。
高島屋 8233.Tは前年比4.9%減、三越伊勢丹は同4.6%減、J.フロント リテイリング 3086.Tが同4.8%減、セブン&アイ・ホールディングス 3382.T傘下のそごう・西武が同4.7%減と、全社でマイナスとなった。なかでも、三越伊勢丹は5月の2.7%減から、そごう・西武は2.9%減からそれぞれ減少幅が拡大した。
清水律子
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