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エボラ熱感染の米国人患者にマップ社の薬剤投与=CNN

 8月4日、エボラ出血熱に感染した米国人患者2人について、CNNは、マップ・バイオファーマシューティカル社の薬剤が投与され、それぞれ異なる効果が得られたと報じた。写真は患者が治療を受けている病院。1日撮影(2014年 ロイター/Tami Chappell)

[4日 ロイター] - 西アフリカのリベリアでエボラ出血熱に感染した米国人患者2人について、CNNは4日、医薬品メーカーのマップ・バイオファーマシューティカル社の薬剤が投与され、それぞれ異なる効果が得られたと報じた。

米当局によると、患者2人はキリスト教系団体の活動でリベリア滞在中に感染。現地で実験的な治療を受けたという。

使用されたマップ社の薬剤「Zマップ」はサルに対する非臨床試験しか実施されていない。ヒトへの臨床試験が済んでいない医薬品を使用した実験的治療が行われるのは非常にまれだ。

マップとその提携先のリーフ・バイオファーマシューティカルによると、Zマップは1月に治療薬の潜在的な候補と認められたばかりで、使用可能なものはごく少量しかないという。同社は声明で「当社とパートナー企業は、できる限り早期に製造量を増やすため、適切な政府機関と協力している」と述べた。

米食品医薬品局(FDA)は過去に、臨床試験を完了していない医薬品でも患者の状態に応じて使用を認めるとしていた。Zマップの使用を許可したかどうかはコメントしなかった。

これに先立ち、カナダのテクミラ・ファーマシューティカルズ社TKM.TOTKMR.Oの薬剤が患者に使用されたのではないかと憶測から、同社株が一時的に急騰したが、その後同社がそのような事実はないと否定、株価は急落に転じた。

CNNによると、マップ社の薬剤「Zマップ」はヒトへの利用が未承認。米国人患者2名は、薬剤投与後、状態が安定しているとした。

カナディアン・プレスによると、テクミラは、開発中の薬剤「TKMエボラ」が米国人2人を含め、現時点で第1相臨床試験対象外の感染患者に投与された事実はないとし、同社の薬剤が米国人患者に投与されたのではないかとの憶測を否定した。4日の米ナスダック市場で同社株は9%強下落した。

*写真を添付して再送しました。

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