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ロリラードに電子たばこ販売停止命令、ジッポー商標と混同の恐れ

 8月18日、ドイツの裁判所は米たばこ大手ロリラードの子会社シグネットUKトレーディングに対し、米ライター大手ジッポーの商標と混同するとして、独国内で電子たばこ「ブルー」の販売の仮差し止めを命じた。5月撮影(2014年 ロイター/Shannon Stapleton)

[18日 ロイター] - ドイツの裁判所は米たばこ大手ロリラードLO.Nの子会社シグネットUKトレーディングに対し、米ライター大手ジッポーの商標と混同するとして、独国内で電子たばこ「ブルー」の販売の仮差し止めを命じた。ジッポーが18日、公表した。

ジッポーは「ブルー」の商標権をめぐり米国など他の国々でも訴訟を起こしている。

ジッポーのブース最高経営責任者(CEO)は声明で、「独裁判所が当社の知的財産権を認めたことを非常に喜んでいる」と述べた上で、世界中で商標を守るため精力的に活動していると強調した。

ロリラードのIR担当取締役、ロバート・バノン氏は、電子たばこ「ブルー」は現在、ドイツの小売店では販売しておらず、差し止め命令の影響はインターネット販売にとどまると説明した。

ロリラードは声明で、「ジッポーは市場で勝てなかったときに、他社の商業的成功に不当につけ込もうとすることが示された」と述べた。

ジッポーによると、フランクフルト地裁は6日の差し止め命令で、電子たばこ「ブルー」ブランドは、ジッポーのライター「ブルー」の商標と混同される可能性があると指摘した。

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