[ハノイ 16日 ロイター] - ベトナム航空は、民営化に当たって一部株式を全日本空輸(ANA)に売却する可能性を示唆した。国営ベトナム・エコノミック・タイムズ紙が16日、社長の話として報じた。
ベトナム航空は20%の株式を複数の企業に譲渡する予定。ファム・ゴック・ミン社長兼最高経営責任者(CEO)は、候補としてANAの名前を挙げた。
ANAはコメントを拒否した。ベトナム航空からのコメントは今のところ得られていない。
ベトナム航空は新規株式公開(IPO)に当たり、発行済株式数の5%を15億ドルで売却することを計画している。報道によると、年内の上場を目指しているもようだが、市場は不明。ベトナム政府は同社の4分の3の株式を引き続き保有する。
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