[パリ 7日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事は7日、日銀は「非常に大胆な」金融政策を打ち出したとの認識を示した。
同専務理事は記者会見で、日銀が打ち出した追加緩和措置について、安倍晋三首相が示した「3本の矢」(金融緩和、財政政策、成長戦略)に含まれる他の政策と共に実施されれば、「少なくとも一時的には完全に正当化される」との立場を示した。
そのうえで、他の2本の「矢」として具体的に、財政政策として消費税増税、構造改革として女性が活躍できる社会作りなどを挙げた。
また、欧州中央銀行(ECB)が前日、必要なら追加措置を打ち出す姿勢を示したことも歓迎。「低インフレ状況が根強く続いていることを踏まえると、完全に正統的で適切」だったと述べた。
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