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10月の経常黒字は8334億円、所得収支の黒字幅が拡大

 12月8日、財務省が発表した国際収支状況速報によると、10月の経常収支は8334億円の黒字となった。都内の港湾施設で9月撮影(2014年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 8日 ロイター] - 財務省が8日発表した国際収支状況速報によると、10月の経常収支は8334億円の黒字となり、ロイターが民間機関を対象に行った事前調査での3663億円の黒字予想を上回った。黒字は4カ月連続。貿易・サービス収支の赤字幅が縮小したほか、第一次所得収支の黒字拡大が寄与した。

<輸出は11%増、訪日外国人客増で旅行収支改善>

10月は輸出が自動車、船舶を中心に伸び、6兆5669億円と前年比11.2%増加。輸入もスマートフォンなどの通信機が伸び、7兆3335億円と前年比7.4%増加したが、貿易収支は7666億円の赤字と前年比で1555億円赤字幅が縮小した。

サービス収支の赤字も旅行収支の改善などで、前年比2927億円改善し、2165億円に縮小した。知的財産権等使用料の黒字幅が拡大し、比較可能な96年以降、10月としては過去最大となったほか、旅行収支も、訪日外国人旅行者が単月としては過去最高となったことを受けて3カ月ぶりに黒字に転化し、10月としては過去最高となった。

この結果、貿易・サービス収支は9831億円の赤字となり、前年比では4482億円赤字が縮小した。

<第一次所得収支の黒字、10月では過去最大>

一方、第一次所得収支は2兆0186億円の黒字となった。直接投資の配当金や証券投資による債券利子の受け取り増加などで、黒字幅が前年比で6578億円拡大し、10月としては過去最大の黒字となった。全ての月でみても過去3番目の大きさだった。第二次所得収支は2021億円の赤字だった。

*内容を追加します。

石田仁志 編集:野村宏之

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