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自動車技術、テレマティクスと運転支援の進歩目立つ=特許調査

[ソウル/デトロイト 19日 ロイター] - トムソン・ロイター・IP(知的財産)&サイエンスが19日発表した「自動車業界の革新状況2015」では、テレマティクス(自動車のコンピューターと無線通信を組み合わせたカーナビなどのサービス)と運転支援システムの技術進歩が勢いを増していることが示された。

 1月19日、トムソン・ロイター・IP(知的財産)&サイエンスが発表した「自動車業界の革新状況2015」では、テレマティクス(自動車のコンピューターと無線通信を組み合わせたカーナビなどのサービス)と運転支援システムの技術進歩が勢いを増していることが示された。写真はグーグルの自動運転車。2014年5月撮影(2015年 ロイター/Stephen Lam)

メーカー別では、過去5年間で特許出願数が最も増加したのは韓国の現代自動車005380.KSで、業界トップのトヨタ自動車7203.Tとの差を縮めつつある。

報告書は特許出願を分析し、駆動力、ハンドル操作、安全性など五つの主要分野の傾向を示した。

現代自は全分野で上位となり、総合順位ではトヨタと独ボッシュに次ぐ3位となった。

現代自と傘下の起亜自動車000270.KSは世界販売で第5位につけ、スタイリッシュなデザインと低価格で業界全般よりも好調な業績を上げているが、専門家は両社が競争力向上に必要な技術的優位性に乏しいと指摘する。

現代自は業界において、他社の技術開発に素早く追随する「ファストフォロワー」の立場にあったが、近年は国際的地位が高まる中、同社をめぐる特許訴訟が急増している。

報告書によると、現代自の特許出願数は2010年の500件から13年は1200件と倍以上に増加。トヨタは自動車の技術革新において依然総合トップだが、現代自は最も急成長している革新者だという。

ソウルを拠点とする知的財産関連企業、SUインテレクチュアル・プロパティの代表弁護士は「現代自は遅ればせながら特許の重要性に気付き、それ以降ライバルに足並みをそろえている」と指摘した。

特許出願のトップ10社はほとんどアジアとドイツ勢で占められ、米企業はゼネラル・モーターズ(GM)GM.Nが唯一7位にランクインした。

報告書の執筆者の1人、ボブ・ステムブリッジ氏によると、自動運転車では米グーグルGOOGL.Oが話題を独占しているが、この領域で特許を最も多く取得しているのはトヨタ、GM、現代自だという。

運転支援関連の特許でリードしているのはボッシュ、独ダイムラー、独コンチネンタルCONG.DE、仏ヴァレオVLOF.PA、独アウディ。

テレマティクスの進歩ではGMと現代自がリードしている。

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