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ECB量的緩和で証券貸し出し制度、運用は各中銀に一定の裁量

[ロンドン 2日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)は2日、量的緩和(QE)プログラム下で「証券貸し出し」制度を導入した。QEにより債券市場に歪みが生じるのを回避するため、買い入れた債券を銀行に貸し出す。

当初はECBと、ユーロ圏の中銀19行のうち8行が行う。

借り入れ期間は1週間で、3度までロールオーバー可能。借り入れる量についても多くの制限を設けた。

各金融機関が借りることができる単一の債券は全体の2.5%、最大2億ユーロまでとした。

買い入れ規模の大きいドイツなどの市場では、制度導入後も債券不足が生じかねないとの懸念を踏まえ、ECB報道官は、ユーロ圏の各国中銀は、自国の状況に合わせ、制度運用で「一定の柔軟性」を有すると説明した。詳細については明らかにしていない。

独連銀の制度運用に関する詳細も現時点で得られていない。

制度導入の背景には、とりわけレポ市場での債券不足に対応する狙いがある。レポ市場ではドイツ国債の借り入れコストが急上昇しており、欧州の金融システムが目詰まりを起こしかねない状況だ。だが市場関係者は、ECBが制限を設けたことで、状況改善に寄与しないのではとの見方が出ている。

*内容を追加して再送します。

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