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米鉱工業生産指数、4月は0.3%低下 石油掘削が低調

5月15日、米連邦準備理事会(FRB)は4月の米鉱工業生産指数が前月比0.3%低下したと発表した。予想は0.1%上昇。鉱業と公共事業が軟調だったことが重しとなった。写真は2014年4月、米ミズーリ州で(2015年 ロイター/Dave Kaup)

[ワシントン 15日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)が15日発表した4月の米鉱工業生産指数は前月比0.3%低下した。予想は0.1%上昇。鉱業と公共事業が軟調だったことが重しとなった。

低下は5カ月連続。米経済は第2・四半期入り後も勢いを欠いていたことが示された。

3月の指数は0.3%低下と、当初の0.6%低下から修正された。

4月は鉱業が0.8%低下。石油・ガス掘削が14.5%低下となったことが響き、4カ月連続での低下となった。公共事業は1.3%低下。製造業は横ばい。

設備稼働率は78.2%となり、前月の78.6%から低下。1月以来の低水準となった。FRB当局者は経済に内在するスラック(需給の緩み)を推し量るため、設備稼働率に注目している。

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