[ワシントン 10日 ロイター] - 世界銀行は10日、2015年の世界経済成長見通しを2.8%とし、今年1月時点での予想である3%から下方修正した。過度のドル高が米経済や貿易相手国の経済を阻害する恐れがあると警告するとともに、特に新興国に向けてコモディティ価格の下落と米国の金利上昇に対する備えを固めるよう促した。
またチーフエコノミストのカウシィク・バス氏は、個人的見解としながらも、米連邦準備理事会(FRB)は為替相場の乱高下と世界経済への悪影響を避けるために、16年まで利上げを先送りすべきだと提言した。
先進国の成長率は従来の2.2%から2%に、米国の成長率は従来の3.2%から2.7%に、それぞれ引き下げた。16年の米国の成長率も3%から2.8%に下げている。
15年の新興国の成長率は、ブラジルとロシアの景気後退が予想されることを理由に、4.8%を4.4%に修正した。ただ、インドは6.4%から7.5%に引き上げた。
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