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ダイキン、ナイジェリアに空調機組み立て拠点=インド・東アフリカ責任者

 ダイキン工業でインド・東アフリカ地域の責任者を務めるカンワルジート・ジャワ常務専任役員はロイターとの9月29日のインタビューで、アフリカのナイジェリアで空調機の組み立てをまもなく始めると語った。写真はダイキンのロゴ。2012年8月、都内で撮影(2022年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 30日 ロイター] - ダイキン工業でインド・東アフリカ地域の責任者を務めるカンワルジート・ジャワ常務専任役員はロイターとのインタビューで、アフリカのナイジェリアで空調機の組み立てをまもなく始めると語った。新型コロナウイルスの感染拡大により遅れていたアフリカ市場の事業強化を再開させる。

ナイジェリア現地で組み立て工程を行い、価格競争力を担保する。新たに工場を建設するのではなく、ナイジェリアの販売代理店の既存施設を活用して組み立て拠点にする。

ジャワ氏は「まもなくナイジェリアに(組み立て)工場を持つことになる」と説明。アフリカ市場については「気候をはじめ、インフラや生活に対する価値観など、インドとの共通点が多い。欧州(で販売する場合)と比較して競争優位性がある」と述べ、自身が主導したインドでの成功例を同地域でも再現し、先行する韓国、中国企業などに対し巻き返しを図るとしている。

同社は2025年までにケニア、タンザニア、モーリシャスなどの東アフリカ地域ではトップシェア獲得を目指している。

ダイキンのインド事業の売上高は過去10年間で約10倍に拡大、25年には21年対比で2倍の約1000億インドルピー(1700億円)を見込む。「今後も爆発的な需要が見込まれる」(ジャワ氏)といい、23年にはインド南部に国内で3拠点目となる工場を稼働させる。

広報担当者によると、アフリカで最大の人口を有するナイジェリアでは需要に迅速に対応するため、一部の機種からインド工場で生産したパーツの最終組み立て工程を現地で行うことを検討しており、東アフリカ地域については「従来通りインド工場で生産した完成品を供給する」という。

同社は18年にケニアに事務所を設立し、販売店網を構築。21年にはナイジェリアでアフリカ事業向けの組織を発足させ、現地の市場調査や人材育成を始めた。ただ、アフリカ市場ではすでに現地メーカーをはじめ、韓国のLG電子や中国メーカーがシェア上位を占めており、ダイキンは後れを取っている。

インタビューは29日に行った。

*カテゴリーを追加して再送します。

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