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ホンダが軽で約13万台をリコール、三菱自・スズキも

[東京 2日 ロイター] - ホンダ7267.Tは2日、エンジン制御コンピューター(ECU)のプログラムに不具合があるとして軽乗用車「N-BOX」など5車種、計13万8377台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。三菱自動車7211.T、スズキ7269.Tも同日、軽商用車でのリコールを届け出た。いずれも事故などは確認されていない。

ホンダのリコール対象は、2013年12月23日から14年8月18日までに製造された車両。ECUのプラグラムが不適切なため、エンジン停止直前に誤ったプログラムの書き換えが起き、正常に制御されず、エンジンが再始動しなくなるなどのおそれがある。このため、対策用プログラムに書き換えるなどの改善措置を講じる。

<三菱自、スズキは軽商用車でリコール>

三菱自が届け出たのは、車内空調(カーエアコン)関連の不具合による軽商用車「ミニキャブ」などのリコール。日産自動車7201.TへのOEM(相手先ブランドによる生産)供給分を含む4車種、計12万0021台で、2007年11月30日から11年7月5日に製造された車両が対象となっている。

カーエアコンで送風するためのモーターブラシの材質が不適切で、最大風量で長時間使用すると、ブラシが早期に摩耗し、使い続けると作動が停止する場合がある。このため、前面ガラスが曇った際、安全な視野を確保できなくなるおそれがある。

一方、スズキはエアバッグ関連部品の不具合により、軽商用車「キャリイ」などのリコールを届け出た。日産自、マツダ7261.T、三菱自へのOEM供給分も含む計4車種の3万2091台で、14年2月11日から6月20日までに製造された車両が対象。

速度の急激な変化を感知する加速度センサICの不良により、エアバッグが衝突時に展開しない、または走行中に誤って展開してしまうおそれなどがあり、良品と交換する。

*情報とカテゴリーを追加しました。

白木真紀

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