[シラキュース(米ニューヨーク州) 12日 ロイター] ダドリー米ニューヨーク連銀総裁は12日、米連邦準備理事会(FRB)は追加緩和の費用対効果を検討しており、景気見通しが悪化した場合、量的緩和第3弾(QE3)に踏み切る用意があるとの見方を示した。
当地で行った講演の質疑応答で述べた。
総裁は、性急な緩和解除に慎重になる必要性を示す例として日本経済の停滞に言及した。
また「われわれは現時点で2014年終盤まで異例の低金利を予想しており、この見通しを変える(経済)情報は今のところ確認していない」と述べた。
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