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日産自、ゴーンCEOの報酬は9億8700万円

[横浜 26日 ロイター] 日産自動車7201.Tのカルロス・ゴーン最高経営責任者(CEO)は26日の株主総会で、2012年3月期の役員報酬が9億8700万円(約1250万ドル)だったことを明らかにした。11年3月期に比べ0.5%増にとどまったが、日本の上場企業の役員報酬としては最高額になる見込み。

日産は、ゴーンCEOや他の取締役に対する高額報酬について、米フォード・モーターF.Nや独フォルクスワーゲン(VW)VOWG_p.DEなど世界の主要企業と比べれば正当な水準だとしている。ゴーンCEOは「有能で優秀な人材を獲得・確保することは競争上の強みで、失うことはできない」と述べた。9億8700万円にはストックオプションは含まれておらず、兼務する仏ルノーRENA.PACEOとしての報酬も含まれていない。

日産によると、役員報酬については、コンサルタントのタワーズ・ワトソンからアドバイスを受け、世界で事業を展開する他の主要企業のCEO報酬と比較しながら決めている。指標とする主要企業のCEO報酬は平均1610万ドル、グローバルな自動車メーカーのCEO報酬は平均1750万ドル。これには、フォードのアラン・ムラーリーCEOの2900万ドル、VWのマルティン・ヴィンターコルンCEOの2300万ドルも含まれる。

国内のライバルに比べると大きな開きがある。トヨタ自動車7203.Tの豊田章夫社長が12年3月期に受け取った報酬は前期比変わらずの1億3600万円(約171万ドル)だった。

ただ、投資家は報酬の水準よりゴーンCEOの去就に注目している。ゴーンCEO(58歳)は今月22日、ロイターとのインタビューに応じ、自らの去就について「当面は辞任する予定はない」との考えを示した。2001年から現職の同CEOは、続投するためには「自身のやる気と株主の信認が必要」とした上で、今は両方の条件がそろっていると語った。

(換算レートは1ドル=79.61円)

(ロイターニュース 久保田洋子;記事作成 大林優香)

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