[フランクフルト 8日 ロイター] コメルツ銀行CBKG.DEの自己資本は、欧州銀行監督機構(EBA)が求める基準を28億ユーロ(35億ドル)上回っている。関係筋2人が8日、ロイターに明らかにした。
EBAはコメルツ銀行に対し、今年半ばまでに53億ユーロの資本強化を行うよう求めていた。同筋によると、同行の自己資本はこの水準を28億ユーロ上回っている。新たな自己資本比率規制「バーゼルIII」に基づく算出では、狭義の中核的自己資本比率(Tier1)は7.7―7.8%になるという。
コメルツ銀行はコメントを控えている。
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