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野田首相、IMF専務理事に日本経済の円高リスクなど説明

10月12日、野田首相は国際通貨基金(IMF)・世界銀行年次総会で東京を訪れているラガルドIMF専務理事の表敬訪問を受けた。首相は、IMF資金基盤強化への貢献を伝えるとともに、日本が円高と欧州債務危機という下方リスクに直面していることを説明。写真はラガルド専務理事(左)と握手する首相(右)。(2012年 ロイター/Kazuhiro Nogi)

[東京 12日 ロイター] 野田首相は12日夕方、国際通貨基金(IMF)・世界銀行年次総会で東京を訪れているラガルドIMF専務理事の表敬訪問を受けた。同専務理事からは今回の総会ホスト役への謝辞とIMFへの協力に感謝の発言があった。

野田首相は、IMF資金基盤強化への貢献を伝えるとともに、日本が円高と欧州債務危機という下方リスクに直面していることを説明。一方で、財政再建への取り組みを進めていくことも表明した。

これに先立ち、野田首相はキム世銀総裁の表敬訪問を受けた。「防災と開発に関する仙台会合」に参加した同総裁に対し、世銀の支援の中で防災の取り組みが強化されることへの期待を述べるとともに、今後も世銀と協力し、我が国の治験、技術や人材を使い、国際社会に貢献していきたいとの意向を述べた。

またミヤンマー支援について、日本が支援を本格化する考えを伝え、世銀も足並みを揃えて支援が本格再開されることを期待するとした。

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