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第3四半期米GDP確報値、3.1%増に上方修正

12月20日、米商務省が発表した第3・四半期国内総生産(GDP)確報値は年率換算で前期比3.1%増となり、改定値の2.7%増から上方修正された。写真はニューヨークの就職フェア参加者で6月撮影(2012年 ロイター/Eric Thayer)

[ワシントン 20日 ロイター] 米商務省が20日発表した第3・四半期国内総生産(GDP)確報値は年率換算で前期比3.1%増となり、改定値の2.7%増から上方修正された。市場予想の2.8%増も上回り、2011年末以来の高成長となった。

輸出、および政府調達の増加が押し上げ要因となった。ただ、世界的に需要が減退し、米国でも財政緊縮化が進められていることから、こうした要因は今後は薄れていくとみられている。

輸出は1.9%増となり、改定値の1.1%増から上方修正された。輸入は内需減退を反映し0.6%減となり、2009年第2・四半期以来の減少。これにより、米国の貿易赤字は縮小した。GDP伸び率に対する貿易の寄与度は0.38%ポイントだった。

政府調達は3.9%増と、改定値の3.5%から上方修正。連邦政府、州・地方政府が共に増加した。寄与度は0.75%ポイント。

米経済活動の約70%に相当する個人消費支出は1.6%増。改定値の1.4%増から上方修正された。修正分の大部分は医療保健費の増加によるものだった。

在庫変動は603億ドル増と、改定値の613億ドル増から下方修正された。企業の在庫積み増しによる寄与度は0.73%ポイントだった。

在庫を除く最終需要は2.4%増。改定値の1.9%増から上方修正された。

RBCキャピタル・マーケッツの首席米国エコノミスト、トム・ポーチェリ氏は、第3・四半期GDP確報値について、「上方修正は主に輸出によるものだった。消費支出は年末に向かうなかで若干勢いを増したが、第3・四半期は引き続き緩やかな結果となった」と述べた。

同氏は、第3・四半期GDPは過去のものであることを念頭に置く必要があるとし、第4・四半期は当初は経済活動が堅調だったものの、その後は勢いが著しく衰えたと指摘。「勢いが衰えたことは、すでに明らかになっている」としている。

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