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B787調査完了は数週間先に、7日に最新情報公表=NTSB委員長

[ワシントン 6日 ロイター] 米運輸安全委員会(NTSB)のデボラ・ハースマン委員長は6日、ボーイングBA.Nの新鋭中型機「787(ドリームライナー)」のバッテリー問題に関する調査が完了するのは「恐らく数週間先」になる見通しだと語った。そのうえで、調査に関する最新の情報を7日に公表する方針を示した。

1月6日、米運輸安全委員会(NTSB)のデボラ・ハースマン委員長は、ボーイングの新鋭中型機「787(ドリームライナー)」のバッテリー問題に関する調査が「恐らく今後数週間」で完了する見通しと語った。写真は同型機。成田空港で2011年10月撮影(2013年 ロイター/Issei Kato)

委員長はブリーフィングで、1月に発火トラブルが起きた787型機のリチウムイオン電池についてNTSBとして徹底調査を行っており、「マクロレベルからミクロなレベルまで調べている」と述べた。

そのうえで「7日にいくらかの情報を提供するが、何が起きて何を改める必要があるか説明できるのは恐らく数週間先になる」との見方を示した。

NTSBの調査では発火トラブルの原因と米連邦航空局(FAA)による787型機認可プロセスの双方について調べている。

ハースマン委員長は、7日のブリーフィングで「787型機認可の際に設けられた特別な条件について明らかにする」と語った。

787型機の認可をめぐっては、FAAが2007年にボーイングに対し「特別な条件」を認め、「極めてまれ」な状況を除けば同機の炎抑制・煙排出システムは爆発性のガスや有毒ガスをコントロールするのに十分との判断を示していたことが問題になっている。

NTSBの調査でこれまでに分かったことで最も憂慮すべきことは何かとの質問に対して委員長は、2週間前に公表された報告にあらためて言及。「バッテリー内のセルがショートして複数のセルで熱暴走が起き、無制御の科学的連鎖反応が見られた」とし、「これらは新しいバッテリーや新しい航空機で想定される現象ではない」と述べた。

委員長はさらに、NTSBがかなりの間、リチウムイオン電池のリスクを注視し、リスクを低下させる方策を提言してきたことを明らかにし、「リチウムイオン電池が安全でないと断言するつもりはないが、新たな技術やデザインには特有のリスクが伴う。重要なことはこれらリスクを軽減することにある」と述べた。

委員長が次期米運輸長官の最有力候補と報じられていることについては、現在の職務に注力しているとし、コメントを差し控えた。

*内容を追加して再送します。

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