[パリ 18日 ロイター] 欧州航空防衛大手EADSEAD.PA傘下のエアバスは18日、インドネシアの格安航空会社ライオン・エアから中距離旅客機234機を受注したと発表した。
定価で試算した受注額は240億ドル。エアバスとしては過去最大規模で、競合の米ボーイングBA.Nが2011年にライオン・エアから受注した200機超の案件も上回る。
エアバスが今回受注したのは「A320」型機60機と、燃費の良い新型「A320neo」109機および「A321neo」65機。
オランド仏大統領は調印式で、エアバスは10年で5000人の雇用を確保することが可能になると述べた。
ライオン・エアは中距離旅客機への需要拡大を受けて保有数を急速に増やしている。共同創業者のキラナ氏はロイターとのインタビューで、増やした旅客機を活用してアジア太平洋地域で新しい航空会社を立ち上げる考えを示した。
2015年にライオン・エアの上場を目指す方針も明らかにした。
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