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独10年債利回り急低下、予想下回る米雇用統計で

[ロンドン 6日 ロイター] - 6日のユーロ圏金融・債券市場では、独連邦債10年物利回りが急低下した。8月の米雇用統計で、非農業部門雇用者数の伸びが市場予想を下回ったことで、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での緩和縮小の可能性をめぐり慎重な見方が高まった。

非農業部門雇用者数は前月比16万9000人増となり、市場予想の18万人増に届かなかった。

独10年債は9ベーシスポイント(bp)低下の1.945%。序盤の取引では1年半ぶりの高水準となる2.059%まで上昇する場面もあった。

同利回りは前日、景気改善期待や欧州中央銀行(ECB)が短期金利上昇への対応を打ち出さなかったことを受け、1年半ぶりに2%の節目を超えていた。

インベステックの首席エコノミスト、フィリップ・ショー氏は「市場の反応は、9月の緩和縮小開始をめぐり、やや不透明感が高まったことを示している。だが市場は依然として、今月の縮小開始を概ね見込んでいる」と述べた。

独連邦債先物は106ティック高の137.69で清算した。

スペイン10年債利回りは8bp低下の4.53%。前日入札を終えたことで、供給面の圧力が後退した。

イタリアの政治リスクを背景に、スペイン国債は引き続きイタリア国債をアウトパフォームし、両国国債10年物の利回り格差はこの日ゼロに迫り、1年半ぶりの低水準となった。

イタリアでは、脱税で有罪判決が確定したベルルスコーニ元首相の支持派の1人が、上院がベルルスコーニ氏の議員資格はく奪を決定すれば、同氏が連立政権を崩壊させる可能性があるとのメッセージを用意していると明らかにした。

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