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乗用車8社の11年世界生産は5.8%減、日産は2年連続過去最高

[東京 27日 ロイター] 乗用車メーカー8社が27日まとめた2011年の世界生産台数の合計は、前年比5.8%減の2107万6443台となった。東日本大震災やタイ洪水でサプライヤーからの部品供給が滞り、国内外で操業停止や減産を余儀なくされたことなどが響いた。日産自動車7201.Tは8社中唯一前年比プラスとなり、2年連続で過去最高を更新した。

1月27日、乗用車メーカー8社がまとめた2011年の世界生産台数の合計は、前年比5.8%減の2107万6443台となった。写真は英国サンダーランドの日産工場。昨年11月撮影(2012年 ロイター/Nigel Roddis)

12年についてはトヨタ自動車7203.Tが昨年末の段階で865万台の計画を発表するなど、大幅に回復してくる見通しだ。

各社の世界生産台数は、トヨタが前年比9.1%減となり、2年ぶりに前年実績を下回った。震災とタイ洪水で最終的に80万台程度の減産を余儀なくされた。12年は07年実績(853万台)を上回り、過去最高の台数となる見込み。天災などの一時的な減産要因がなくなるほか、新興国での生産も伸ばす。

日産自は国内以外のすべての地域が前年比プラスとなった。海外生産が好調で、米国、英国、メキシコ、スペインで前年実績を上回るとともに、中国では前年比22.2%増の123万7468台と過去最高を記録した。インドやブラジルなど新興国でも増加した。

ホンダ7267.Tは国内外すべての地域が前年を下回り、2年ぶりのマイナスとなった。前年比20.2%減と世界生産が前年を下回った7社の中で最も減少幅が大きかった。震災などによる部品調達難で国内生産が前年比28.4%減となり過去10年で最低の台数に落ち込んだほか、アジア地域でも過去10年で初めて前年を下回った。

スズキ7269.Tの世界生産は2年ぶりに前年割れとなった。海外生産がインドの減少により11年ぶりに前年を下回ったほか、国内も震災の影響で2年ぶりに減少した。インドの生産は前年比7%減の112万4000台と、労働争議の影響などで3年ぶりに減少した。

マツダ7261.T、三菱自動車7211.T、ダイハツ工業7262.T、富士重工業7270.Tの世界生産も2年ぶりのマイナスとなった。ダイハツと富士重は海外生産が過去最高の台数となったが、国内生産の減少が響き、世界全体では減少した。

<トヨタの11年連結世界販売は前年比5.6%減>

11年世界販売台数はトヨタがダイハツ、日野自動車7205.Tを含むグループ全体で前年比5.6%減の794万9000台となった。米GMGM.Nが同7.6%増の902万6000台、独フォルクスワーゲン(VW)が同14.3%増の816万台だったため、トヨタは世界販売ランキングで3位となった。

日産自の11年世界販売台数は同14.4%増の466万9981台と暦年で過去最高を記録した。日産・ルノー連合RENA.PAでは前年比10.3%増の739万台で4位だが、露アフトワズAVAZ.MMの63万8000台を同陣営に加えると合計で803万台となり、トヨタグループを上回る計算になる。

ホンダの11年世界販売台数は同13%減の309万5000台、スズキは同3%減の250万3000台だった。

*内容を追加して再送します。

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