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欧州銀行の非中核融資が2.5兆ユーロに急増=PwC調査

[ロンドン 3日 ロイター] 英プライスウォーターハウスクーパース(PwC)が3日発表した最新調査によると、欧州の銀行が抱える本業に関連しない「非中核」融資は総額2兆5000億ユーロ(3兆3000億ドル)に上り、そのうち500億ユーロの融資ポートフォリオが今年中に売却処分される見通しだ。

PwCは「非中核」とみなされる融資の規模がドイツの国内総生産(GDP)に等しく、1年前の推定額である1兆3000億ユーロからほぼ倍増したとみている。

欧州の銀行は自己資本比率規制の強化を受けて膨張していたバランスシートの圧縮を迫る圧力にさらされ、「非中核」融資の売却ないし打ち切りを進めているが、それによって、欧州経済が最も助けを必要としているときに銀行が企業への貸し渋りに走るのではないかとの懸念が強まっている。

PwCは欧州8市場の銀行が現在5000億ユーロを超える不良債権を抱え、その中には英銀が保有する2000億ユーロ以上の不良債権が含まれるとしている。

昨年はスペイン、ギリシャ、イタリアで焦げ付きが増加し、ドイツ、アイルランド、英国の減少を相殺したという。

また、過去1年間に非中核融資ポートフォリオの売却が増加したが、この傾向は今後も続くと予想している。

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