for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

英銀行改革で年間8600億円のコスト発生も、政府が報告書

[ロンドン 14日 ロイター] 英政府は14日、銀行改革に関する報告書を発表し、国内のリテール業務を分離するとともに、銀行が困難に陥った場合に預金者の権利を優先させることを求める考えを示した。納税者資金の保護を目指したこれらの改革により、銀行には年間70億ポンド(110億ドル)のコストが発生する可能性があるとしている。

報告書はまた、銀行に対し、リスク資産の少なくとも17%に相当する資本バッファーを求める考えを示した。

そうなれば、英国の銀行は世界でもスイスに次いで厳しい資本基準を求められることになる。ただ、国際部門はそのルールから除外するとしている。

国際業務も加えられた場合、HSBCHSBA.Lやスタンダード・チャータードSTAN.Lに大きな負担が生じる可能性がある。

銀行改革は、2008年の金融危機の際にロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)RBS.LとロイズLLOY.L救済のため600億ポンドに上る納税者資金を注入せざるを得なくなった事態の再発を避けることが目的。

英政府は、改革により年間40―70億ポンドのコストが銀行に発生するとしている。従来の想定は35億―80億ポンドだった。

英政府はこの日の報告を受け、今秋に銀行改革法案の草案を策定する予定。現在の議会が任期満了を迎える2015年5月までに法案を成立させ、2019年までの施行を目指している。

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up