[フランクフルト 26日 ロイター] 経営破綻したドイツの太陽電池メーカー、QセルズQCEG.DEは26日の声明で、韓国の企業グループ、ハンファ・グループが買収へ向け管財人と合意に至ったと明らかにした。
Qセルズによると、買収に際しハンファは「数億ユーロ」の負債を受け入れるほか、「千万ユーロ台半ば」程度の現金を支払う可能性がある。この中には、Qセルズが発行し、同社が保証人となっている転換社債は含まれていない。ただ、買収には8月29日の債権者会合で承認を得る必要がある。
Qセルズは約2300人の従業員を抱えているが、アジア企業とのコスト競争から経営が悪化し、4月に法的整理を申請していた。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」