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米主要500社の第3四半期、1.2%減益の見通し=調査

[26日 ロイター] トムソン・ロイターの調査によると、米S&P総合500種指数採用企業の2012年第3・四半期決算は前年同期比で1.2%の減益となる見通し。予想通りなら、米主要500社は四半期ベースで2009年第3・四半期以来初めて、前年比減益となる。

これまで500社のうち272社が第3・四半期の業績を発表。利益は63%がアナリスト予想を上回った。この比率は、長期平均の62%を上回るが、過去4四半期平均の67%は下回っている。

第3・四半期の売上高は、37%の企業がアナリスト予想を上回った。長期的な平均である62%、過去4四半期の平均55%を下回った。

第4・四半期の1株利益について、これまで悪化するとの見通しを示した企業は500社のうち37社、見通しを上回る予測を公表した企業は4社。これを割ったネガティブ/ポジティブレシオ(37/4)は9.3倍と、記録が残る1996年以降最悪となっている。

500社の今後4・四半期(2012年第3―2013年第2・四半期)の株価予想収益率(予想PER)は12.7倍。

10月29日に始まる週は、S&P500種構成企業のうち114社が第3・四半期決算発表を予定している。

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