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英ディアジオがクエルボ買収協議打ち切り、米ビームに触手か

12月11日、英酒造大手のディアジオは、テキーラメーカー最大手であるメキシコのホセ・クエルボとの買収協議を打ち切った。メキシコ市で撮影(2012年 ロイター/Edgard Garrido)

[ロンドン 11日 ロイター] 英酒造大手のディアジオDGE.Lは、テキーラメーカー最大手であるメキシコのホセ・クエルボとの買収協議を打ち切った。予想外の展開で、世界2位のテキーラブランド「サウザ」を有する米ビームBEAM.N買収に向かうとの観測が高まった。

クエルボとディアジオとの流通提携は2013年6月末までで、クエルボはメキシコ以外の市場での流通手段を失う。

11日の株式市場でビームは2.8%高、ディアジオは1.6%安で終了した。クエルボとの提携が有力視される仏ペルノ・リカールPERP.PAは1%近く上昇した。

ディアジオによるクエルボ買収は30億ドル規模とされ、メキシコでの蒸留酒市場に参入するほか、製品ラインアップの拡充にもつながる機会だったが、1年以上にわたり価格面での交渉が続いていた。

RBCのアナリストは、ディアジオが買収した場合、業績に占めるクエルボの割合は売上高での3%、利益で2%にしか過ぎず、協議打ち切りで、別の買収機会を模索することができると指摘した。

週末の新聞報道によると、ディアジオとサントリーSUNTH.ULは、100億ドル以上でビームを共同買収する案を協議していた。

一部のアナリストによると、ビームが要求する売却額をディアジオは高すぎると判断する可能性がある。「ジムビーム」のほか、「メーカーズマーク」や「ノブクリーク」などのバーボンウイスキーで知られるビームは、昨年株式上場、先月発表した四半期決算も予想を上回るなど、市場では業績が評価されている。11月27日以降は買収観測で株価は13%上昇、時価総額は98億5000万ドルに膨らんだ。

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