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ドルは引き続き世界の主要準備通貨に=中国人民銀行高官

[ロンドン 8日 ロイター] 中国人民銀行(中央銀行)金融研究所の金中夏所長は、ドルについて、今後も世界の主要準備通貨であり続け、米国の国際収支の改善に伴い、上昇する可能性が高いとの見方を示した。

人民元については、中国経済の対外開放と競争力強化に伴い、国際通貨として一段と発展する大きな可能性を秘めているとの認識を示した。

英シンクタンク「公式通貨・金融機関フォーラム(OMFIF)」の報告書に個人的に寄稿した。

所長は「当面は『1+4』の国際通貨制度が続くだろう。今後もドルがスーパー準備通貨となり、欧州ではユーロと英ポンドが、アジアでは円と元が、ドルを補強する」と分析。ドルの優位は、米経済・金融・軍事力に根ざすものだと認識を示した。

また、ドルが主要な準備資産・国際取引通貨となっている事実上のドル通貨圏が存在するとも指摘。

「ドル通貨圏はユーロ圏に比べると、つながりが非常に緩やかにみえるが、実際にはユーロ圏よりも緊密に結びついている。ユーロ加盟国が公式にユーロにコミットしているにもかかわらずだ」と述べた。

今後の見通しについては、過去数年のドル安が輸出を支えており、今後ドルは安定し、中期的には上昇する可能性さえあると予想。

さらに「国内のエネルギー生産拡大は、国際収支の改善と将来のドル高につながる」との見方も示した。

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