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資生堂の前田会長が社長兼務へ、末川社長は「健康上の理由」で退任

[東京 11日 ロイター] 資生堂4911.Tは11日、前田新造会長(66)が社長を兼務すると発表した。末川久幸社長(53)は退任する。4月1日付。末川社長の退任は「健康上の理由」とし、本人から社長を辞任し、併せて取締役も辞任するとの申し出があったという。

末川社長は4月1日付で相談役に就任する。

同社は、国内事業や中国事業の不振で業績が低迷している。2013年3月期は、連結売上高6800億円(前年比0.3%減)、営業利益245億円(同37.4%減)と減収減益予想。

国内事業立て直しの一環として、国内の4生産拠点のうち、化粧水や乳液などを生産する神奈川県の鎌倉工場を2015年3月に閉鎖することを決定。神奈川県に2カ所ある国内の研究開発拠点は新横浜の拠点に集約するなどの措置を講じてきた。

前田会長は、1970年に資生堂に入社。国際事業本部や経営企画室長などを経て2005年6月に社長に就任した。以降、2011年4月に会長に就任するまで、6年間社長を務めた。

一方、末川社長は、2011年4月に社長に就任。08年に執行役員経営企画部長に就いて以降、当時の前田社長の参謀役としての手腕が認められて52歳での社長抜擢だった。出遅れていたインターネット通販の立ち上げや国内事業の立て直しに当たったが、思うような成果は上げられなかった。就任時には、11年4月から始まる3カ年計画の遂行にあたって若返りを図るとされたが、道半ばでの退任となる。

午後5時から、社長交代について、前田会長と末川社長が出席し、記者会見を行う。

(ロイターニュース 清水 律子)

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