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英テスコが米小売り事業から撤退、通期決算は20年ぶりに減益

4月17日、英スーパー大手テスコは、赤字部門の米小売り事業の撤退を明らかにした。写真は昨年10月、英ハマースミスで撮影(2013年 ロイター/Paul Hackett)

[ロンドン 17日 ロイター] 英スーパー大手テスコTSCO.Lは17日、赤字部門の米小売り事業の撤退を明らかにした。撤退に伴い15億ドルの評価損を計上する。

また、この日発表した2013年度通期決算は、20年ぶりに減益となった。

同社は、2007年に進出した「フレッシュ・アンド・イージー(F&E)」スーパーマーケットを撤退させる。F&Eは199店舗を展開し、従業員数は約500人。これまでF&Eには10億ポンド以上が投じられたが、黒字化したことはない。

2013年度(2013年2月13日までの1年)の税引き前利益は19億6000万ポンドと前年比51.5%減少。また、英国再生計画に伴うコストを計上したことなどから、基本的な利益は14.5%減となった。

英国の不動産投資で8億0400万ポンド、ポーランド、チェコ、トルコ部門で合計5億ポンドの評価損を計上した。

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