[17日 ロイター] トムソン・ロイターの調査によると、米S&P総合500種指数採用企業の2013年第1・四半期決算は、前年同期比4.8%の増益になる見通し。
これまで500社中463社が第1・四半期の業績を発表。利益は67%がアナリスト予想を上回った。これは長期平均の63%を上回り、過去4四半期平均の67%と並ぶ水準。
第1・四半期の売上高は47%の企業がアナリスト予想を上回った。これは長期的な平均である62%と、過去4四半期平均の52%を下回る水準。
第2・四半期の1株利益について悪化するとの見通しを示した企業は74社、見通しを上回る予測を公表した企業は12社となった。
これを割ったネガティブ/ポジティブレシオ(74/12)は6.2倍。現時点で01年第1・四半期以来の高倍率となっている。
500社の今後4四半期(13年第1―4・四半期)の予想株価収益率(予想PER)は14.5倍。
5月20日から始まる週は、S&P500種構成企業のうち25社が13年第1・四半期の決算発表を予定している。
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