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米FRBパネル、QE3がもたらすシステミックな金融リスクなど警告

5月31日、米連邦準備理事会(FRB)のアドバイザリー・パネルが、FRBが実施している量的緩和第3弾(QE3)がもらたす危険性について警告していたことが、明らかになった。昨年8月撮影(2013年 ロイター/Larry Downing)

[ワシントン 31日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のアドバイザリー・パネルが、FRBが実施している量的緩和第3弾(QE3)がもらたす危険性について警告していたことが31日、明らかになった。

アドバイサリー・パネルは、FRBの12地区連銀がそれぞれ1人ずつ任命する銀行関係者で構成され、年に4回会合を開く。

この日に公表された5月17日の会合の議事録によると、同パネルは「現在の政策により、システミックな金融リスク、および銀行に対する潜在的な構造上の問題が作り出された」と指摘した。

前回2月の会合では、FRBの緩和的な金融政策を支持するとの立場を示していた。今回の会合でもFRBの政策は緩慢な回復を支援するとの認識が示されたものの、「同政策が健全な経済成長と雇用の伸びに対しどれほど効果的であるかは明らかではない。財政・金融政策の先行きが不透明になっていることで、成長を押し上げるはずの企業投資が抑制されている」とし、前回会合のような明確な支持は示されなかった。

FRBのバランスシートが量的緩和措置の開始以来3倍の水準に膨れ上がっていることにも触れ、「FRBが緩和策を引き揚げる際、市場でどのように通常のバリュエーションが再構築されるのか不透明感が強い。緩和策の解除は困難になる公算が大きい」とし、バランスシートの大幅な拡大により出口戦略が困難になるとの懸念も示された。

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