[東京 28日 ロイター] - 総務省が28日に発表した労働力調査によると、5月の完全失業率(季節調整値)は4.1%で、4月(4.1%)から横ばいだった。ロイターが民間調査機関に行った聞き取り調査では4.0%が予測中央値だった。
一方、厚生労働省が発表した5月の有効求人倍率(季節調整値)は0.90倍で、4月から0.01ポイント上昇した。これは2008年6月の0.92倍以来、約5年ぶりの高水準となる。事前予測調査の中央値の0.90倍と同水準だった。
有効求人数は前月比2.2%増。有効求職者数は前月と比べ横ばいだった。
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