[上海 2日 ロイター] - 中国の国家発展改革委員会(NDRC)から反トラスト法違反をめぐる調査の対象になっていると報じられた乳児用粉ミルクの製造企業が2日、調査を受けていることを明らかにし、協力しているとコメントした。
スイスのネスレNESN.VX、フランスの食品グループ、ダノンDANO.PA、米ミード・ジョンソン・ニュートリションMJN.N、米アボット・ラボラトリーズABT.Nで、価格操作など反競争的行為がなかったかについてNDRCが進めている調査に協力しているとした。
ミード・ジョンソンは調査に「完全に協力している」とし、政府当局者からの質問に対して情報提供を行うとコメントした。
ダノン、アボット、ネスレ、ワイス・ニュートリションの担当者も協力していることを明らかにした。NDRCのコメントは得られていない。
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